総合評定値Pは土木一式や建築一式などの申請業種ごとに点数が付きます。
経営事項審査はこの総合評定値Pを評価してもらうことが最終目的となります。
経営事項審査の評価項目は大きく2つに分かれます。
1つ目は、経営規模等で2つ目は経営状況です。
経営規模等は許可行政庁(大臣許可は地方整備局、知事許可は各都道府県知事)で審査し、経営状況は民間の登録経営状況分析機関が分析します。
そして、経営規模等は4つに分類され、その中の1つの項目である「その他の審査項目」はさらに18の項目に分かれ経営状況に関しては8つの経営指標に分かれます。
経営状況の詳細は、経営状況分析Yについてでご説明します。
総合評定値Pの評価項目
- 完成工事高 記号X1 ウエイト・・25%
- 自己資本額および平均利益額 記号X2 ウエイト・・15%
- 経営状況分析 記号Y ウエイト・・20%
- 技術職員数および元受完成工事高 記号Z ウエイト・・25%
- その他の審査項目 記号W ウエイト・・15%
総合評定値Pの算出式
P=0.25(X1)+0.15(X2)+0.20(Y)+0.25(Z)+0.15(W)
*各評点にウエイトを掛けて得た数値(小数点以下も含む)を合計したうえで、小数点以下第1位を四捨五入します。