総資本売上総利益率は経営状況分析Yの収益性・効率性指標の2つの内の1つです。
企業が調達した資本を元に、どれだけ売上総利益を生み出したのかを表したものです。
総資本売上総利益率の算出式
売上総利益÷総資本(2期平均)×100
上限値・・63.6% 下限値・・6.5%
寄与度・・21.4%
*総資本の2期平均が3,000万円に満たない場合は3,000万円とみなします。
総資本は貸借対照表における負債純資産合計額です。
売上総利益とは、審査対象年度の売上高(完成工事高+兼業事業売上高)から売上原価(完成工事原価+兼業事業売上原価)を引いた額をいいます。
この総資本売上総利益率の寄与度は21.4%ありますので、重要な指標といえます。